読書の知識を100%生かす方法

どうも関です!

 

本を読むって、意外と苦手な人が多いですよね。

私も小説からビジネス書から
「お金の貯まるなんちゃら」というような本を一生懸命読んでいるんですが、
それを見て周りからは「本なんて読むの?すごいね」と言われることがあります。

そんな時には「そんなことないよぉ」と言ってドヤ顔をするのですが、
しかし一つ気になったことがありました。

 

読書をすることによって、

「何か身に付いているか」
「その知識は役立てているか」と思い返すと、

自信を持ってYESと言えない自分に気付きました。

本だけではなく、映画やドラマでも。
例えば、こういったことってありませんか?

  • ヤンキーが甲子園に行くような友情物のストーリーを見て涙してしまったはずなのに他人の夢を笑ってしまうことがある
  • 家族の絆を描いたホームドラマを見て当たり前の大切さに気付けたのに次の日には家族とケンカしている

何を目的に読書をするのかで変わりますが、ただの暇つぶしではなく、

「何かを得たい」

「悩みを解決したい」

と思っている場合、
ただひたすらに本を読むだけでは効果はなにも得られません。

いわゆる「積読」というやつもこれにあてはまります。

 

「分かる」ではなく「出来る」

「読書をしただけで達成した気分になってしまう」

これを聞いて「ギクッ」とした人もいるかもしれませんが、
人は「分かる」を得た時点で満足してしまうところがあります。

例えばビジネス書を読んだだけで、
「もうやり方は分かってるんだ」と、いつでも出来る気分になります。

ヤンキー漫画を見て、徐々に強くなっていく主人公を見てると、
なんだか自分もケンカが強くなった気がしたりしませんか?

そんなイメージですね。

 

というわけで、
ただ読書をしても得られるのは「分かる」だけです。
それを「出来る」にして始めて効果があるわけですから、

「遠足は家に帰るまでが遠足」

というように、

「読書は出来るようになるまでが読書」

と言えそうです。

 

今回は、そんな読書を通じて、
「出来る」ようになる読書のコツ・方法を紹介していきます。

こんなちょっとしたことに気使うだけで、
効果は断然違ってくるはずです。

それではいってみましょう。

1、考えながら読む

本を読む時にはただ漠然とパラパラ読んでいませんか?

きっと物語を読んでいくにつれて、

心に響くセリフがあったり、
笑っちゃうシーンがあったり、
悪役を見て腹をたてたりと、

色んな感情が出てくるはずです。

しかし、
大切なのは「なんでこの人はこう言ったんだろう」と思ったりと、
その感情に対して「なんで?」と思うことから深い所まで読み取れるようになります。

興味深い記事でいうと、こんな記事があります。

ドラゴンボールはフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいかに最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き 銀河孤児亭

もうタイトルの通りなのですが、
一般的にただパラパラとマンガとして楽しんでいた人に関しては、
いちばんワクワクしたドラゴンボールのフリーザ編がピークで、
それ以降はつまらなくなったと言われています。

しかし、筆者はドラゴンボールを違った観点から観察し、
登場人物(ベジータ)の想い、奮闘、弱みなどを推察し、
フリーザ編以降のセル編、魔人ブウ編へと絡めています。

 

ドラゴンボールを知らない人にはまったく意味が分からない話ですが、
ようはたかがマンガの、架空の人物でさえも様々な感情、想いがあるわけで、
それを読み取っていくことがその物語をもっと深くしていく。

そしてリアルの世界でも、
自己中心的になり相手のことなど考えられない人は、
自分以外の他人にも感情があって、考えがあるんだと、
人を思いやれるような人間になっていけるでしょう。

読む本は少なくていい。いい本を繰り返し読む

学生の頃から言われ続けてきて
「読書をすればするほどいい」と思い込んでいる私達。

しかし

「読書を通して成長したり、悩みを解決したりするのであれば、ただ読むだけじゃだめだ」
と冒頭で申した通り、

読書をたくさんしても本の内容が思い出せなかったりするのなら、
ただの暇つぶしで終わってしまったように思えます。

人は次から次へと忘れる生き物です。
よく受験勉強でペラペラめくる暗記カードを使って覚えたりしましたが、
そんな感じで何度も何度も刷り込んでいくましょう。

本にあるのは正解ではなくヒント

実はほとんどの本において、
「これを読むだけで悩みが解決する」
といった内容のものはありません。

「秒速で稼ぐ!」なんて本がありましたが、も
ちろん読んだ人全員が稼げるようになったわけはありませんね。

もちろんウソが書いてあるなんてことではなく、
本に書いてあるのはそのヒントだけ。

 

その本を読んだだけでは何も変わりません。
その通りにやってみてもうまく行かないかもしれません。

つまり何かを変えたければ、
あなたはそのヒントに気付いて実際に行動するしか方法はないのです。

知識が増えると行動するのが怖くなる

人一倍読書をしているのに行動出来ない人っていますよね。

でもこれ実は、
知識を付ければ付けるほど行動できなくなってしまうからなんです。

勉強すると、
分からなかったことの「答え」が分かります。

しかし、リアルの世界に答えはありません。

  • 緊張せずに会話出来るようになる方法
  • 失敗しない起業の方法
  • 歌がうまくなる方法

さまざまな悩みは、
本を探せば答えが書いてありますが、
その答えは実際に通用するかは分かりません。

 

しかし、
知識を付けることにより、
全てに答えがあると錯覚してしまいます。

そして、
何をするにせよいちいち方法が気になって、
全てを納得しなくては動き出せないようになってしまうんです。

買い物で例えると、

どのメーカーがいいのか。
どの種類がいいのか。
買う時期はもう少し待った方がいいのか。
どの店で買えばいいのかなどなど、

次から次へと気になって動けません。

さらに、
一番は勉強したことによって、
失敗することを一番恐れてしまいます。

 

ある程度の知識は大切ですが、
一番は実際にやってみて、
失敗しながら学んでいくこと。
失敗しようと行動すれば経験になります。

読書は困った時や行き詰った時のアクセントとして、
読書が10割を占めないように注意しましょう。

行動編

文中でも出ましたが、
行動できない、
実践できない理由の多くは
「忘れてしまうこと」です。

「人にやさしくしなければならない」

「夜更かしをせずに朝は早くおきた方が良い」

「食べ過ぎ、飲み過ぎは体に良くない」

これらは全て誰もが「分かっている」ことですが、

その時になると、
その重要性を忘れてしまうことにより実践出来ないでしまいます。

 

人の脳は次から次に忘れていく仕組みになっています。
本来は辛いことを忘れる便利な機能なんですが、
その分勉強したことも忘れてしまいます。

ではどうすればいいか。
話はカンタンで、
本を見て感銘したことを、
そしてその時の想いをずっと覚えておけばいいだけです。

 

人の記憶は、
聞いたり見たりするだけでは10%しか心に残らず、
90%は忘れてしまいます。

そこで、
誰かにそのことを話してみましょう。

会話として頭に刷り込まれ、
40%が記憶として残ります。

また、実際に行動することでは80%。
誰かに教えると90%となります。

 

分かりやすく言うと、

テレビでお笑い芸人の一発ギャグを見ただけじゃすぐに忘れてしまいます。
誰かに「面白いんだよ」と勧めると、半分は記憶に残ります。

また、
忘年会でそのギャグを披露すればほぼ記憶したことになりますし、
その芸を後輩に引き継いでやり方を詳しく指導していけば、
もう一生あなたの心の中に残るでしょう。

 

このことを踏まえてここからは、
読んだ本を忘れないように、
ずっと心に残しておく方法を紹介していきます。

まずはSNSで感想を書く

自分の考えや思ったことを書き記す方法。

文章をかくためには考えをまとめなくてはいけませんから、
もう一度整理することが出来ますし、
書くことで誰かに伝える。

つまり教えることになりますから、
より心に残ります。

今ではFacebookやTwitterを使えば好きな時に気軽に投稿出来るので、
是非使ってみると行動にも繋げていくことが出来そうです。

友達や家族に感想を話す

もちろん一番は実際に人とそのことについて共有することが身に付きやすいです。

また、
ヒントやアイデアも会話の中から生まれてきます。
思っていることや考えたことを言葉にして話すことにより、
自分自信で答えが分かってきます。

また、
思いがけない人からヒントが貰えることもたくさんあります。
ディスカッションすることによってステキなアイデアが生まれることもあります。

 

読書というと一人の空間を楽しめるのがいいところでもありますが、
行動に繋げるには一人ではなく周りの人達とシェアしてみましょう。

1つずつ繰り返しを実践する

スキルであろうと考え方であろうと、
なにかを「出来る」ようになるには実践をし、
出来るまで何度も繰り返す以外に方法はありません。

例えば「自転車に乗れるようになりたい」という子供に対してあなたならなんと言いますか?
おそらく「じゃあ公園で練習しよう」と実際に自転車に乗せてみると思います。

しかし、
大人になると転ぶのが怖くて、
笑われたりケガをするのを恐れて、
自転車の仕組みを勉強しだしたり、

どの自転車がのりやすいのかを比較しだしたり、
体重移動の原理を一から学ぶようになります。

 

こう聞くと大袈裟で笑ってしまうような例えですが、
実にありがちな、笑えない事実なのです。

起業したいと、
本を読んで勉強してセミナーに通っている人を起業家の人がみたら、

「いくら勉強してもやらなきゃ意味ないのに」と
まさに自転車に怖がって乗れない人のように映っているかもしれません。

まとめ

「本は読めば読むほどいい」

という常識がありますが、
実際にはただ読むだけでは駄目です。

また、

「悩みを解決してくれるようないい本がない」

と探しまわっている人にも。
本には答えはのっていない、というよりも、
この世に答えはありません。

本に書いてあること、思ったこと、感じたことをヒントにして、
まずは実戦してみる。

そこで初めて読書の効果が得られるのです。

 

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